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もうひとつの、大切な、私忙しくても、悩んでいても。無くしたくない、大切な、私。
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11月 歌舞伎の記録 一覧
[ お知らせ・まとめ ]
ああ〜。終わってしまったな、11月*1。なんて早かったんでしょう。今からでも銀座に走って行きたい衝動に駆られます。 感動が薄れていかないうちに記録しておきたいのですが。 今のところ、公開してあるものです。順次更新。 いつものことではありますが、「事実」と「感想」と「希望」の入り混じったものになっています。 また、例によって特に役者さんの名前が書いていないものは、春猿さんについての記述であること、ご承知置きください。 さらに。基礎情報・・・つまり出演者、筋書きなどについて歌舞伎座情報ページ、及び他の方のすばらしいブログをご覧になることをお勧めします。どうも、苦手なんですね・・・。
新橋演舞場花形歌舞伎 その3(夜の部)
[ 伝統 ]
初日以来の観劇、繰り返してみること自体が贅沢なのだが、演舞場やお芝居が”懐かしく”感じられる。
廊下に出て持参のお弁当を食べていたら、どこからか”ウィーン、ガチャガチャ”とものすごい音が。舞台上で何かしているのかな? と何気なく客席に戻って見回してみると・・・ 大きく開いた鳥屋からリモコンでワイヤーを操作している裏方さんとばっちり・・・目が合ってしまってびっくり。そうか、次の演目では宙乗りがあるんだ・・・って、目の前じゃないですか、海老蔵さん。気付いていまさらながらに仰天。
[ 感謝 ]
ほっとくと、過ぎていく毎日にたくさんの感謝を置き去りにしてしまいそう。 歌舞伎座ゲストとして私のつたないホスト振りを盛り上げてくれた二人の友人。 笑って、子どもみたいな贈り物を受け取ってくれた人。 原点に立ち返らせ、同じ目標を持つ先輩と同輩として勇気づけてくれた先生と二人の友人。 飲みに誘い、顔がクシャクシャになるほど笑える楽しい時間をくれたアルバイト先のみなさん。 煩いほどにサポートしてくれる両親。 今週だけで、こんなに。全員に感謝状を書いたらどうなってしまうのだろう、というくらい。
吉例顔見世大歌舞伎 その2(昼の部)
[ 伝統 ]
友人の友人、が歌舞伎を観てみたいとのことで、ホスト役を引き受けました。いろいろ相談するうちに一等花道外、しかも七三真横。お昼はかぶきそばで天重、というなんとも贅沢なツアーとなりました。 ----
幕間は、お昼ご飯をいただきながら内掛けと福助さんの芳香の話で盛り上がりました。三人ともイヤホンガイドを耳に入れたままの会話。座席に戻る途中、「子どもを犠牲にしても忠義を尽くす政岡・・・」との解説に思わず友人は足を止め、顔をこわばらせていました。
プロ論。
[ その他 ]
読んじゃいました。就職が決まったばかりの今、また求人雑誌を買うのは気が重かったけれど、春猿さんの話からは必ず学ぶものがある、いつも。そう思って帰り道の駅売店で手にしました。 私にとって"もうひとつ"の夢の世界である歌舞伎の舞台。そこにいる春猿さんは、これから曲がりなりにもプロの卵の入り口に立とうとしている私に、いつのまにか現実に生きる人生の先輩として、力を与える。 言いすぎかな。もちろん、舞台姿が好きなのが大前提で、夢の世界にもなくてはならない方なのはもちろんなのだけど。
清んでいるひととき
[ しあわせ ]
青く清んで、高いたかい空。広い空間があるのを感じる。 木々の葉、枝までもがはっきりと見えて、なんだか心まで清んでいるような気がする。 雲は浮かぶ。空に、貼り付かずにふわりふわりと浮かんでいる。 黄色くなりきらない銀杏の葉から、木漏れ日がさす。 しあわせだなぁ、っと思う散歩道。
吉例顔見世 その1(昼の部)
[ 伝統 ]
「伽羅先代萩」通し すごい。大きなうねりが幕見席までをさらって行った。 13日追記 記憶が薄れて消えないうちに。 幕見と言いながら、ほぼ昼の部通してのお芝居。4階席で食事をするのはなんだかおかしな感じだったけれど、それ以上にあのタイミングでの昼食は心が痛む。詳しくは後述。
幕間。お昼ごはんの時間。今月はイヤホンガイドが大サービスで、休憩時間の間中ずっと、時代背景などなど解説を聞くことができる(おかげでひと時も耳から離せないのだけれど)。その中で「お腹が千松だ」という表現が出てきて、前の竹の間から次の御殿の間まで、子どもたちはお腹を空かせているのだ、という話がある。それを考えてしまうとなんとも食べにくい。食べにくい・・・けれど、食べないわけにはいかないからお腹いっぱいお弁当をいただく。せめて匂いが舞台に、お芝居の中に伝わりませんように、と思いながら。
以後、続きます。 *1: *2:yaeさん、情報ありがとうございます。六月の三越歌舞伎でのかわいらしさとお姉さんらしさが印象的でした。 *3:こちらもyaeさんの記事より情報をいただきました。あれ? どこかで彼の小僧さん姿を見た気がしたのは気のせいだね。 *4:こういう使い方であっているのかな?
佐保姫
[ その他 ]
今朝は早起きして、笑三郎さんの邦楽ジョッキーを聞いていました。 今週のゲスト(!?)は紅葉の神・竜田姫と桜の神・佐保姫の姉妹という設定。あれ? 佐保姫は椿の神だと思っていましたが、そうではないのかな? リストランテのオーナーシェフ役や今様歌舞伎での色男ぶりを聞き慣れてきたので、先月末の藤間会で男役をなさってもあまり違和感を得なかったな、と思っています。とはいえやっぱりお姫様役も嬉しい。今日も姉姫と妹姫を見事に演じ分けていらっしゃいました。
新橋演舞場花形歌舞伎 その2(初日・夜の部)
[ 伝統 ]
17日記 記録が遅くなったので、進行など間違えているところがあったらお許しください。。。というより、忘れてしまっていたらもったいないな・・・。
あとはまた、しっかりと目に焼き付けてきます。
楽屋に戻られるはずの海老蔵さん、足取りが気になったのですがさすがに昼夜通しで疲れ、しかも遅い時間になっていたので上手側からまっすぐ帰途に着きました。 演舞場からすぐの地下鉄口には入らず、夜の歌舞伎座を少し不思議な気分で遠めに眺めて歩きました。ちょうど正面に差し掛かったとき、劇場の電気が消され、それもまた不思議な気分に拍車をかけた気がします。ちょうど時刻は21時を回った頃でした。 *1:上手側最後列^^; *2:・・・・・・だから私は、「園生の局って乳母か何かかな?」とすっとぼけたことを考えてしまったのでした。 *3:ものすごく小さく見えたので、本当にここから抜けられるのか心配ではありました。 *4:一度、後方花道横を取った日があるから振り返ってみようかしら。わざと騙されるのも楽しみのひとつとしておもしろいかも。
新橋演舞場花形歌舞伎 その1 (初日・昼の部)
[ 伝統 ]
初めての演舞場*1、そして今度連れて行く友人もここを読んでくれるというので、レポ形式も交えながら。まだ初日ですが、そんなに”ネタバレ”を心配する部分もないと思うので詳細になるかもしれません。 日比谷線の一番前に乗って出口を登ると、一瞬「ここはどこ?」という景色。車とビルと道路と、一面灰色の景色で不安になる。ふと右肩越しに振り返ると見慣れた歌舞伎座を見つけてほっとする。 朝だから、お祭の始まる朝だから、なんだか心も浮き立ってつい信号も駆けて渡ってしまう。既に開演時間は迫っていたから会場のお囃子は聞けなかったけれど、ロビーのどこかざわざわした雰囲気が期待を高める。 三階席の下手側、夜の部の宙乗りで使われる”小屋”を目にする。
一度目の幕間は30分、つまり実質25分です。お手洗いが上手側廊下にしかないというのはとても不便。歌舞伎座のようにお店を見て回る楽しみがない分、移動に時間がかかった気分でした。・・・これは、演舞場の造りになれていなくて階段を探し回ったり人混みにまぎれてしまった私のせいでもあります。
再びロビーをうろうろと。演舞場は全体的に薄暗くて、おしゃれなバーカウンターみたいなイメージ。でもなんだろう、造りに余裕がないのか、特に一回にはお客さんがひしめいています。幕間の上手い過ごし方を考えなくては。
気持ちのいい幕切れであまり余韻に浸る、という気分でもない。むしろ心は既に夜の部へ飛んでいたりする。正面ではなくロビー横の出口から出ると、すでに夜の部のお客さんが並んでいる。よく見ると昼の部のロビーですれ違ったような方もちらほら・・・いや、それがほとんどかも。初日だから、関係者の方もあるだろうし通しにすることも多いのかな。私もそんな人の一人になって、さっそくイヤホンガイドを借り直しながら夜の部開場を待つ。 *1:記憶にある限りは *2:もちろん、見かけとセリフに限って、です。 *3:前日の「はなまるカフェ」で春猿さんに紹介されちゃっていました。 *4:たしか「そなたは新参ゆえ」といわれていました。 *5:最近は、小山翁と鈴木多美さんの声を聞かなければイヤホンガイドを聞いた気がしません。歌舞伎の一部、といった気分。ちょっとまずいなぁ。 *6:私の勝手なネーミングです。 *7:あれって、中は空洞なのですよね・・・?
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