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もうひとつの、大切な、私忙しくても、悩んでいても。無くしたくない、大切な、私。
もうひとつの世界に住む、大切な、私。 |
八月納涼歌舞伎
[ 伝統 ]
第三部『裏表先代萩』
花水橋の場 細くて、鷹揚というよりよろけているように見える七之助さん足利頼兼。昨年の福助さんの安定した感じ、しかも一等席からの印象が強いからだろうか。でも、声がよかった。さすがお若い張りがあるのと、なんとも言えない心地よい発声(と言っていいのかな?)。謡うところは素敵だったな。 頼兼、亀蔵さん谷蔵とも、立ち回りで諸士との息があまり合っていないように感じて物足りなかった。 大場道益宅の場 道益を演じる弥十郎さんが着流し姿で、背がいつもより高く見える。 登場で、なんとなくすぐに解った三津右衛門さん。お二方の台詞は掛け合いを始め、テンポがいい。特に、お互いの長台詞の合いの手を煙管で入れるのなんかは絶妙。 勘三郎さん小助は、ものすごく身軽。そういえば勘三郎さんは初めてだけれど、声も若々しいな。後ろの襖は文字が書いてある、初めて見るものだった思う。医者の家、薬屋らしく、茶色い、薬草の包み紙のようなものが並べてあるのがいい色彩を添えていた。 かわいらしいのだけれどどこか、なぜか強そうな気がしてしまうのは福助さんお竹です。借り付け文を書く時、とても忙しなく墨をつけていたのが少しおかしく感じました。でも、大げさなくらい身体をひねって舞台に正面を向けたりうなずいたりなさるから、とにかく可愛い。 お話が”表”だけで、この場はなくても通じるのに、知ってしまうとなくてはならないように感じるから不思議。時間と券の関係で、二幕目まででお終い。続きが気になります。 Comment
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ご無沙汰しています。風知草のとみです。8月9日から二泊三日で大江戸納涼遠征いたしました。
概ね全てエントリ致しました。玉三郎丈の天守物語,気合入れて書きましたのでみておくれやす。
第三部は床下まで。めでたいのうを聞くことが出来ませんでした。めでたかったようですね。