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もうひとつの、大切な、私忙しくても、悩んでいても。無くしたくない、大切な、私。
もうひとつの世界に住む、大切な、私。 |
七月大歌舞伎 昼の部
[ 伝統 ]
『正札附根元草摺』 めでたいなぁ。右近さんと笑三郎さんの踊りということで期待・・・でしたが、ピンと来ない感じ。とはいえ、最後の二人振りなどはぴったりで気持ちが良かった。 『夏祭浪花鑑』 力(リキ)の入った作品という印象。その中でも、海老蔵さんが柔らかくて良かった。お祭り(殺し)の場面が、やはりウキウキする。立ち回りよりも、美しい。 ・・・そういえば何だかんだ言って、この演目を見るのは初めてでした。目に楽しい、美しいお芝居。 吉弥さんを見るのは久しぶり。なんだか、おとなしくなった・・・というかきつさ?あくの強さのようなものが感じられず不思議な感じ。左團次さんが相変わらずずしっとしていてかっこいい。 そして何となんと今日は、夜の部まで通してしまいました。また別のエントリーで。
秀山祭 九月大歌舞伎
[ 伝統 ]
夜の部の観劇です。
『饗応・馬盥』 男の世界、の話なのでやっぱり少し苦手かも。特に秘めた腹の底の思い、ってわかっていないと難しい。でも、歌舞伎数回目の同行者イヤホンガイドを聞きながら話について行けた、と言ってくれたのでとりあえずホッ。 吉右衛門さんの花道の引っ込みはさすが。それから、魁春さんが非常につつましやかで、若々しくて、かわいらしい印象だった。 『京鹿子娘道成寺』芝翫追悼 イヤホンガイドで幕間に観翁さんによるインタビューが放送されます。泣くかも、と思ったけど同行者がいたのでさすがに泣かなかった。 福助さんは少し痩せられたのだろうか。芝翫さんの(娘ものの)踊りは藤娘しか観られなかったので、重ねることはできなかった。 少女から、娘へ、乙女へ、女性へ、その変化が手に取るようにわかった、ような気がした。鞨鼓あたりからの数場面は、かなりノリノリで滑るような足の動きもあり、振りが大きかった。 現在、毎日新聞の日曜版で芝翫さん夫人の雅子さんが連載されていますが、この日は茶色の無地のお着物でロビーにいらっしゃいました。
新派花形公演「滝の白糸」
[ 伝統 ]
約10ヶ月ぶりのお芝居、春猿さんの舞台は巡業以来一年ぶりでしょうか。
最高の一日でした! 「滝の白糸」は泣かせる物語ではないはずなのに、ぐっと来る場面もありました。原作読まなくては。 舞台についてはまた忘れないうちに詳しく書きたいと思いますが、時間が厳しいな〜。まだまだ開幕したばかりです。お近くの方はぜひ! ご観劇ください。良いですよ〜。
七月大歌舞伎『夜叉ヶ池』
[ 伝統 ]
7月11日(金)夜の部。久々の都内での仕事が早く終わったので幕見。走りました。
幕開きで小川の位置が少し中央になっているかな、以外まったくと言っていいほど前回と同じ演出。懐かしいような、慣れたものに出会えて安心したような、そんな感じ。 春猿さんの百合はおっとりとして、人間離れした雰囲気に磨きがかかっていた。白雪姫と同一のイメージがなくなって普通の村娘になるかと予想していたがとんでもない。すごく感性が鋭くて、特別な力を持った娘だと感じた。そして今回、百合は人妻だけれど”娘”なのだという思いを強くした。 白髪姿がよく似合う。この場面での衣裳は(光の具合でよく見えなかったのだけれど)前回と同じ、白地に薄いオレンジの花柄だったかな。温かい雰囲気。黒髪になってからの紫矢絣がまた、不思議な感じを強くさせる。衿足がかなり見えたのにドキッとしたけれど、若い女性の着付けはあんなものなのかな? 笑三郎さんの白雪姫は上手い! 美しい! 若い!^^; 気が乱れて倒れ伏す「乳母、許して。」の所は吉弥さんの万年姥と息がぴったりだった。 右近さんの学円はどことなくタケルだった。百合との会話はものを訊いている立場なのに、強く聞こえるのだ。段治郎さんの晃が普通の男性だったからよけいに、個性の強さが見えたのかもしれない。 白雪姫が鐘を落とそうとする場面で、子守歌を歌う百合が舞台に現れなかったのが残念。縛られてから自害するまでにみだれ髪にならなかったのも・・・。細かいことだけれど、早変わりや吹き替えさんが必要なくなったからこそできる演出はなかったのかな・・・? ともあれ、あの涼やかな舞台・・・夏。7月ですね。
お百合さん再び
[ 伝統 ]
七月大歌舞伎の演目・配役発表を知って遅ればせながら。
何より私を落ち着かない気持ちにさせるのは『夜叉ヶ池』かな。二年前の夏、千穐楽、百合が死ぬ場面で「ああ、これでもう、お百合さんが生き返ることはない。お百合さんの姿は見られないんだ。」と思った。 それが再び、彼女は地上の人として姿を見せてくれるのだ。人間離れした、それでいてまぎれもなく人である、お百合さんに会えるのが嬉しくてならない。
スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』その2
[ 伝統 ]
願い叶って再び、そして今度は段治郎さんのタケルで観てきました。
今回は花道外、駆けていかれる役者さん達の勢いを風で感じたり、凪いだ海や一面の野原、大和の民や伊吹山の眷族になったり。前回以上にぐっとお芝居の中に引き寄せられる気持ちでした。
スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』 東京公演
[ 伝統 ]
あ〜、帰りたくないな〜。このままずっと、大和の民でいたいな〜。
帰宅してから数時間経った今でも、そんな気持ちでいっぱいです。大和に生まれた、わけではないけれど、大和朝廷から始まった日本に生まれた幸せを感じていました。 夜も遅いので、簡単に。
国立劇場 歌舞伎鑑賞教室 『芦屋道満大内鑑』
[ 伝統 ]
「歌舞伎鑑賞教室」『葛の葉』初日
なんだか、PCに向かって感想を書き込む(打ち込む)のは、久しぶりの気がします・・・。 前回『葛の葉』を観たのは、歌舞伎座で魁春さんが葛の葉をされた時でした。筋書だったかで、「左利きなので曲書きの時に左手で正しい字を書きそうになった。」と言っていらしたのが印象的です。また、あの時の舞台でほろりと来たのと、何だか不思議な世界を見たな〜と思ったのを覚えています。 今回は、「歌舞伎のみかた」にやられたっと思い、『葛の葉』は息をつく余裕もなく集中し続けた一時間でした。
二月大歌舞伎夜の部
[ 伝統 ]
『対面』
前回観たのは団十郎さん、海老蔵さん、菊之助さん(たぶん…)の時でした。豪華な顔合わせだな〜という記憶はあるものの、それ以外に印象はなく、"難しい演目"というイメージが刷り込まれていた吉例の一場面。それは残念ながら今回も同じでした。でも、個々の場面で思ったことを。 幕開き、並び大名(でいいのかな?)がいい声で、よく響いていたのが気持ち良い。辰緑さんかな?特に。
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