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2014.07.25 Friday  | - | - | 

あの日の夜空

[ 平和 ]
今年も、特に何をしたわけではないけれど。「何かをしなくちゃ、思わなくちゃ。」という想いが一日心の中にいた、太平洋戦争終戦の日。日本から、戦争が無くなった日。

夜空を眺めていた。今夜は、雲が低く広がっている。広いわりには薄いのか、雲の向こうに何かの色・光が透けて見える気がした。東京大空襲をモチーフにした合唱曲「遠い秋」から『空襲』を思い出した。
で、ふと考えてみた。62年前、もう爆弾が落ちてくることはない夜空を、日本人は何を考えながら見上げたのだろう。たぶん、見上げるような余裕は無かっただろうと想像するけれど・・・。よく、象徴的に灯火管制が解除されたという話を聞く。街が、空が急に明るくなったはずは決してないことも想像する。どんな空だった? どんな街だった? どんな気持ちだった? なんにしろ、想像してみることだ。そして、子どもたちにも想像することを働きかけたい。

日本人は、と書いてみたけれど、その夜を経験したはずの人たちは周りにたくさんいる。訊いて、聞いておかなくちゃいけない。伝えるためにはいつも、入れる努力をしていかなくちゃいけない。


余談:夜は曇っていましたが、昼間はどうだったっけ・・・? あまりに空気が熱くて、空を見上げることさえしなかったなぁ。
2007.08.15 Wednesday 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | 

映画 『夕凪の街 桜の国』

[ 平和 ]
先月末に公開されたばかりの映画ですが、どうしても今日観ておきたかったので、行ってきました。あまり”平和を訴える”とか”原爆作品”を前面に出して紹介したいわけではありません。でも、観るからにはその日にもなにかの意味を感じたかった、だから今日、なのです。

公式ホームページはこちら
原作の紹介はこちらなど。


簡単に説明するなら終戦13年後のヒロシマで、生きていることに自信を持てない女性の物語『夕凪の街』と、その姪に当たる現代の女性の物語『桜の国』といったところ、かな。でもそんなに簡単には、あらわせない。
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2007.08.06 Monday 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 

Pan doktr

[ 平和 ]


加藤剛さん、俳優座演じる『コルチャック』の朗読劇に行って参りました。数年前に、舞台があったと思うのですが行く機会がありませんでした。今回は二週間前に公演のことを知り、その数日後に偶然、大学の恩師からお知らせをいただいたので、迷わず行くことにしました。


会場は東京・上野の国立博物館内。以前、川田知子さんの演奏を聴きに行った場所で、あそこで演劇? と不思議に思っていたら朗読劇だったわけです。


朗読劇と言ってもかなり動きがあるもの。オペラや歌舞伎といった様式的な演技をする舞台を多く観ている私の目には、小さな空間に大きな感情を表わす演技がとても新鮮でした。





『コルチャック先生』、これは一度は触れておかなくてはならないと思いつつ今迄きてしまっていました。



第二次大戦中、ユダヤ人の孤児たちを教育するホームで子どもたちの父親であることを使命としていた”コルチャック”。子どもたちがトレムリンカの絶滅収容所に送られようとする時、医者・文筆家としての社会的地位によって差し伸べられたへの手を振り払い、彼らと最後まで居ること、すなわちを選んだ。



これが知られている、そして私も知っていたコルチャック先生の姿だ。今回の舞台ではナチスから子どもたちを守ろう、とか自分の身を犠牲にして、という部分よりも教育家としての優しい姿が心に残りました。加藤さんの笑顔が又、優しいのですね。最後のほうで弱いスポットになったときは、ヨーロッパ人の老紳士が立っているようにさえ見えました。




  • 夜、眠っている子どもたちを見回る。台本を丸めてろうそくに見立て、それを灯りにして暗い空間を照らしていく。物語の中でも最も幸せな時期で、私も暖かい気持ちでじんわりと来た。

  • そして彼は子どもたちから、親しみをこめて「Pan doktr(パン・ドクトル=先生)」と呼ばれる。

  • 小さな動きが表現しうること。カーテンコールでひととおり挨拶が終わった後、9人の出演者全員が下手側に体を向ける。観客も、自然とそちらに目を向ける。そこには、BGMとして演奏をし続けていた2人のギタリストがいたからだ。



恐怖や孤独にふるえていた小さな子どもたちがいたことを。彼らの中でほんの一握りだけれど、暖かい愛情に包まれた幸せな子どもたちがいたことを。哀しみと、喜びをもって思い返してみる。




2006.09.15 Friday 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | 

この日に

[ 平和 ]


私は無力だ。悔しいけれど、残念ながら、何もできない。


祈ることすら…。




2006.08.15 Tuesday 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) | 

アンネのばら

[ 平和 ]


満開でした。


莟が少し、濃い色なのも、かわいらしい。





『アンネの日記』で有名なアンネ・フランクの庭に咲いていたばらは、父親のオットー・フランクによって世界中に根付きました。


その地の一つ、杉並区立高井戸中学校(東京)まで、見に行きました。係りの生徒さんたちが世話をして、30年間大切に育てています。




2006.07.18 Tuesday 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) | 

胸が締め付けられるって、こういうこと

[ 平和 ]


第二楽章 沖縄から~ウミガメと少年~野坂昭如作


(ジャケット:ビクター公式ページより)→


やっとのことで、手に入れました。


6月25日に吉永小百合さんによる朗読会がありました。別の予定があって私は行けなかった。ので、早くCDで聞きたかったのです。





?いつもながら男鹿さんの絵はすばらしい。けれど海の絵を拝見するのは初めての気がします。冊子の裏表紙に描かれた波打ち際の風景は(残念ながらアップできませんが)、たぶんそこに人が住み始める前から、住んでからも、戦いの時も、今も変わっていないのだろうな、と想像させます。


?朝、部屋を片付けながら一回目。玄関で靴を磨きながら二回目。そのどちらの時も、”あの”場面では手を止めずには居られませんでした。大事にしていた卵が命に変わる時。。。とてもとてもとても悲しくて、言葉ひとつひとつに動きを止めて聞き入ります。


?どこかで書いたかもしれない、「人間以外にとっての戦争って?」


わすれていてごめんね―夾竹桃物語


でも感じたこと。最近よく「他者に対する想像力の欠如」という言葉を耳にするけれど、果たして”他者”としてどこまで意識しているのかな? 「わすれていてごめんね」の夾竹桃たちだって、「ウミガメと少年」のウミガメだって、”自分”に対しては”他者”なんだよね。


?自分の立場が変わってきたのを感じます。なんというか、"母"のような目でいろいろなものを見ることが多くなってきたような。私は母でもなくそんな予定もないのですが。まあ、これについてはまた別項目で書こうかな。とにかくこの物語を聞いていても、少年よりはウミガメの母親に感情移入したり。もしくは客観的に、つまり少年を見守っている気分で聞いていたり。


これまでの「第二楽章」に比べて当事者の言葉ではないことも、理由の一つかもしれません。


『第二楽章』・・・詳しくは2005年8月の記事へ。(http://d.hatena.ne.jp/ayameusui/20050806




2006.06.30 Friday 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) | 

平和を考える人

[ 平和 ]


いきなり、大上段にかまえたタイトルになりました(朝っぱらから何を語るんだか)。


先日知り合った、大学に入ったばかりのお嬢さん。私が”それなりに”、曲がりなりにもヘイワというものを希求しているから、と頼ってくれました。


申し訳ないのです。私は、大層に平和を語れるわけではないのに。


戦争がなければいいの? 難民が故郷に帰れればいいの? 宗教対立がなくなればいいの? 領土が充分にあればいいの?


そうじゃない、平和=平安なんだ。私が自信を持って言える信念のようなものは、それだけ。


真剣に、真剣に現実と向き合おうとしている彼女。どうか、つぶされる事なく、現実に悲観することなく、その情熱を貫いていって、と願う。




2006.06.16 Friday 05:28 | comments(0) | trackbacks(0) | 

クローズアップ現代

[ 平和 ]


ハンセン病、胎児標本に関して。見なくちゃ。何を置いても。




2006.05.08 Monday 19:05 | comments(0) | trackbacks(0) | 

誰だかバレバレ

[ 平和 ]


今朝ワイドショーでやっていた、総選挙特集。


とある旧軍港にて「やっぱりこれから考えなくちゃいけないのは戦争と平和の問題とか・・・。」





ここにもいたか。戦争さえしなきゃいいんでしょ、という態度のおじさん・・・は失礼か。おにーさん???




2005.08.29 Monday 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) | 

小さいけれど

[ 平和 ]


思ったより小さかった、原爆ドーム。街の中に、まるでちょこんと乗せられたかのようだった。小さいけれど、大きなメッセージを、平和への願いを、伝え続けている。


写真はこちら。


ね、小さいでしょ?


近くで見ると、こんながれき。保存しているのね、そこに、感動してしまう。




2005.08.22 Monday 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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